小鳥の遊び場

詩と文のライブラリ

「羨ましくもあり、諦めもある夢」

 夢は真っ直ぐに進むことで成就すると、私は感じているのね。毎日の積み重ね。一日でもサボったらそれは、ただのやりたかっただけ。そんなんじゃ、夢なんていつまで経っても叶うはずないわ。

 

 でも、感性というのは必要だと感じているの。スランプなんて言葉があるぐらいだものね。努力は毎日必要だと私は思っているのだけど、それでも天性の才能に勝てるとは到底思えないのよ。1%に負ける。秀才と天才の違いね。仕方ない。大きな壁がそこには存在しているのよ。生き方、感覚、感情。どのように表現をするのかはやっぱり、その子、その人により違いが出るわね。だから、画家でも今は凄いと言われていても、当時の人からはそう思われない方も多いのでしょ?天才との絶対的な差を埋めるのはなかなか苦労するものね。

 

 そうゆう私も本を読み、文の切り方、毎回悩むわ。どうしたら私の感じているのもを文に書き起こすのか、中々難しいものね。こればっかりは練習を重ねていくしかないと思うの。

 

 布団の上で沢山のぬいぐるみ、クッション、大きな抱き枕、電気毛布の中、カーテンを閉め切り、シャットダウンして、ぬくぬくした環境でこれを書いているわけだけど、世の中には、仕事しながら文を紡いでいる方も多くいるのよね。大変申し訳ないわ。私には一定の歌、一定の場所でしか文は書けないのよ。本当にこんなんじゃ夢なんてまた先のことになりそうね。いつか私はこの文や詩を本とかにしたいなと考えているのだけど、なかなか先になりそうね。

 

 仕事をしている人がすごいと思うわ。私達は残念なことにドクターストップだったり、親から止められたりして、仕事は不可能に近いのだけど、それでもやっぱり、普通に仕事したいのよ。お金も必要になるしね。一人暮らしにもお金がかかるのよ。他の子の趣味にもお金がかかるし、仕方ないわ。私の趣味は運良くお金は発生しない、くだらない趣味ではあるけど、形を残すということでは一緒かもしれないわね。私には記憶の欠落があるのだけど、その間に色々作られていたりして、それはすごい才能を感じるわ。私にはない才能。ああ、私にもその才能、欲しかったわ。ないものねだりね。わかっていても欲しくなっちゃうのは仕方ないことかしら?隣の芝生は青く見えるってね。

 

 夢を叶えるためには膨大な時間、膨大な費用、膨大な努力、そして才能。ああ、私が一人であればもっともっと頑張れるのに。いくらずるいと思ってもこれが私達。致し方ないわね。諦めて趣味の時間に没頭することにするわ。

 

 

京華