小鳥の遊び場

詩と文のライブラリ

壊れた文字と証 

 過去は変える事はできない。破かれた文字には意味はなく、偽装を重ねた嘘には真実が宿る。ああ、なんて酷い今なのかしら。生きてる価値のない現在。裏と裏と表と裏。真実なんて過去には敵わないのよ。完璧なんて偽物の模造品でしかないわ。個性は異端と同じ。適応は逃げと変わらず、裏切りは本当の信義だったりする。この世は嘘と偽りと否と壊れたもので溢れている。唯一無二なんて幻想でしかないのね。愛は憎しみに恋は敵に変換変換。綺麗なものなんてこの世には無い。

 

 猫にはね、ある特別な感情があるのよ。それを忘れて、自らの為にしか動けない人格も人間も大嫌いよ。壊れればいい。ビリビリのノートのように破り尽くしてやるわ。人は人格はすぐに裏切る。紙の公的な文?印鑑のないサインだけのものには価値なんて無い。偽造は偽造を繰り返し、やるべきことすら忘却する人間、人格。だから人という字は脆いのね。幼稚園児が描いたかのような字に何の意味があるの?人という字の逆の字は入る。入れる。空っぽの中に入れる。それは何を入れるのかしら?人に狂い物を入れる。黒い物を入れる。無垢なものに色を、入れる。突っ込む。詰め込む。無理矢理入れる。汚れる。汚す。壊す。壊れる。醜い醜い。この字を考えた人は天才よ。だって純粋無垢なものが存在しないことを表しているのですもの。ふふ。否。あはははは。

 

 綺麗じゃないものが綺麗なものを生むことは無いのよ。だから醜い。害あるものに依存していく。なら、ならね。いっその事●んで終えば良いのだわ。壊れろ。人に壊されるぐらいなら自ら壊れろ。人に生きる価値なんて無い。迷惑な生き物。徒党を組まなないと生きれない残念な生き物。弱く、脆く、醜く、●ね。終わって終えば良い。もちろんこんなことを書いている私も醜い。穢らわしい生き物。人格も人も変わらない。楽を選んで生まれる人格。ああ、醜い、穢らわしい。自力で生きれないから代わりを生み出す。やっぱり人というものは穢れている。薬は毒に、毒は依存に。自ら死に向かって歩くだけの単細胞。新しい命?可哀想に。これから地獄の始まりよ。誕生日?●へのカウントダウンかしら?褒められたものでは無いわね。これから先にある『生きる』なんて地獄へようこそ。

 

 過去は変える事はできない。破かれた文字には斎みはあり、真実を告げれば誰かが傷つく。ああ、なんて酷い未来なのかしら。●ぬ価値もない未来。消えて終えば良い。消えて終えば良い。でもその前に、消滅の前に、私を知る人を消さなくては。私が消えることが出来ないじゃない。だからお願いよ。私の本物を見ないで