小鳥の遊び場

詩と文のライブラリ

綿雲

 ふわふわと
 あなたの周りを飛んで行く。
 私は綿雲。
 いつかあなたの目に留まるように
 ふわふわと。

 

 久しぶりに詩を書いたわ。私はね、彼の背中に惚れた女。だからそれ以上を求めたりはしないし、あなたの幸福だけを祈っているわ。優しいあなた。私は幸せ者よ。だからふわふわと漂うだけでいいの。好きだわ。ええ本当に心から。文学フリマに一緒に行ってくれるあなたは、本当に優しい。心の底から私はあなたのことが好きみたい。愛してるなんて言葉は言えない。あなたを振り回してしまっているもの。とても”愛してる”なんて言えないわ。私は、ただただ、あなたを想う気持ちが溢れているの。


 いよいよ、明日から大阪に発つのだけど、準備は出来ているのかしら?私は本の虫。こうゆう事には慣れていなくてさっぱりわからないの。きっとエル君が色々やってくれるでしょう。忘れ物だけは注意して。大阪に行ったら色々と忙しくなるわね。みんな私の為にって、本当、優しい人たち。私は優しい人に囲まれて生きているのね。幸せだわ。


 ああ、私は幸せ者だわ。あなたと一緒にいられるなんて、なんて幸せ者なのかしら。心が踊る。あなたの負担にはなりたくないわ。ただ、見守るだけでいいの。綿雲のように、ふわふわと。