小鳥の遊び場

詩と文のライブラリ

「短編」

題 ゆったりとすぎていく日々の始まり

 

 朝、目が覚めると、冬の朝日が目を刺激してくる。あれ、昨日はカーテン閉めなかったのかなと、思いつつ、白い薄地のカーテンを閉める。少しは朝日が遮られて白い壁の家がもっと白く感じられるぐらいにはなった。目への刺激も多少減ったのは良かったと思うけど、本当はもっと寝たかったな。なんて。


 軽く伸びをする。猫のポーズ。乱雑に置かれた枕とかどかして、薄い水色のマットレスのベッドの上で、んーっと。軽くストレッチ。腕を曲げて伸びを、んー。もう片腕も、んー。足は軽くベッドに座ってパタパタ。はぁ。これが日課。朝は凝り固まってるから、やっぱりストレッチは必要かな。これがないと朝は始まらない。

 

 ストレッチのあとはブレイクタイム。スーパーのやっすい、食パンをトースターで軽く焼いて、可愛いお気に入りの赤いケトルでお湯を沸かして、コーヒーを。もちろん砂糖とミルクはたっぷりと。甘党なの。紅茶もいいけど、朝はコーヒーが、美味しいなぁ。いちごジャムとコーヒーを用意してダイニングの椅子に座る。カリッとたっぷりいちごジャムの塗ったパンを齧る。んー。甘い!美味しい。ここに、コーヒーを一口。んー。美味しい。ホッと一息。

 

 今日は休日。だからのんびりと朝の時間を楽しむ。いつもなら慌ただしくスーツに着替えて、ニュースつけて、髪を整えてって、忙しいけど、今日はいいの。ゆっくりなーんにも忘れてゆっくりするの。

 

 

 短いけど朝のひと時を軽く書いてみたわ。これはフィクションね。私達のケトルはやっすい水色と白のだもの。全然お気に入りではないし、可愛いくもないわ。
彼への当て付けで書いてみたけど、1日で飽きたので今日はここまでね。またもしかしたら、つづきを書くかもしれないし、違う短編を書くかもしれないわ。その時次第。予定は未定なんて、ね。

 

 

京華