小鳥の遊び場

詩と文のライブラリ

トラウマの原点

 ベルリンの壁。深い谷底を埋めるのは容易ではなく凄く苦しい選択を毎度迫られ、みんなのためと頑張ってくれるりーちゃん。しかし、本質は【甘えたい】なの。だから、りーちゃんは求める、毒としか思えない親にすがる。親が全てで親に嫌われるのが怖くて怖くてしかてない。そんな統括りーちゃん。根深い闇はベルリンの壁によって阻まれている。

 

 かがりちゃん。周囲が彼氏とシたとかいうものだから、興味を持ってしまったのね。たったそれだけ。一度だけでよかったのにハメ撮りされて逃げられなくなった。致し方なくそのおじさんに着いていく。行先はラブホ。やる事は。わかるわよね。毎回抵抗はした。でももう既に密室。誰もたすけてはくれない。だからおじさんと約束をした。[夏休み終わったらこの関係は無しで。ハメ撮りも消して。夏休みはちゃんと言うこと聞くから]頷いたおじさんだったが、おじさんはしつこかった。夏休み明けの早く帰れる日。おじさんはちょうどあたしが一人になる所を見計らってあたしの家に引きずり込んだ。兄弟はいない。それなのに。カガリちゃんはここで産まれ、性依存にのめり込んだ。

 

 エル君。彼は複雑。怒りの感情から、産まれてすぐには動き出さなかった。動いたのは弟の件の時。その時に動き、その時のショックで怒りを出せなくなったみたいね。信頼してる人以外にはしなくなった。でも、能力値は高いみたいで役所関係、医療関係は彼が一番できるのよ。なんせ、自分で抜糸しちゃうぐらいだもの。病院なんて縫ってもらう、薬をもらう、だけのところになっちゃてるわね。

 

 第1は私で締めましょう。私は小学校1年の時登校中に車に轢かれた子猫を見たの。瞬時に可哀想って思ったわ。だから周りがなんと言おうとちゃんと弔って上げたかったの。片手に乗るぐらいの小ささ。近くには地面はなくコンクリートばかり。仕方ないから学校まで連れていくことにしたの。奇妙な目で見られたわ。でも私はこれが正しいと思っていたよ。そこと、金子みすゞさんの詩集がおもしろかったもの私が文にこだわる理由になるのかしら。


以上 第1のメインの過去