小鳥の遊び場

詩と文のライブラリ

自業自得

 鉄格子の先には森が広がり、転々と部屋の明かりが見える。ここは牢獄。窓は5cmしか開かない。扉には全て鍵が掛かっている悲しい、でも、優しいはずの牢獄。女子寮。外には決して出ることのできない牢獄。

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お詫び

 ただ今、京華はスランプに陥り、長文が書けなくなっています。文が降りてこないのです。だから、一度休憩をしようと思います。見てくださってる方々には申し訳ございません。


 再開の目処は今のところ立ってはいません。最近色々とあり混乱しているのかもしれません。少し休憩をください。


 詩は書き続けるのでそちらを楽しみにしていただけたらなと、思います。

 

 小鳥遊 京華

戦火と生死

 人は死ぬ。それは変わりのようのない事実。戦争が始まった。心は痛む。関係ない人などいない。戦争は平等に世界を渡って波紋する。生と死が踊る。死人の多さよ。戦争からは何にも生まれないと知りつつ、人は繰り返す。最後に見えるのは世界の破滅。核という人類最悪の兵器による地球全体の破滅。呼び起こされるのは世界平和の声だけ。死にたくない。それだけの為に世界平和を祈って鶴を折る。折った鶴はどこへいくのか。燃やされて無かったことになるのではないか。平和なんてどこにも有りはしない。いずれ戦争に巻き込まれて、いずれまた、核による死者が出る。過去の過ちを繰り返す繰り返す。人の死、戦争、それを操る人間。いつになれば平和な世の中になるのか。それは人が全滅しない限りありはしない。

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 不意に目覚めてしまい、もう寝れそうにないわ。ずっと起きている訳にも行かない。仕方なく私はタバコを吸う。両腕には枷が、首には首輪が、足には傷が痛々しく残っている。体は無数の傷が転々とある。致し方ないこと。致し方ないこと。と割り切ってしまえばなんともない傷。でも、やっぱり世間体は気にしてしまう。悲しい性。見栄えがよく、綺麗な体であれば良かったのにとどれほど思ったことか。赤い点々が無数にある身体。醜い醜い醜い。今夜は寝れそうにない。生きるためには必要な枷かのかもしれない。ずっしりと重い枷。血の涙。傷口の痕。私は一体、いつ寝れるのか、いつ壊れるのか。いっその事、壊れて錯乱してしまえば楽になるのに。私にはそれが出来ない。

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